ラストイニング・延長戦
頷く杉山を見て、

「でも約束して…。一人で背負わずに二人で泣こう…。その分、明日になったら笑おうね…。時間がもったいないから…。」。

と、杉山の両手を握った。

「全くJK1に慰められるなんて…。」。

「大丈夫…、10年後には年の差なんて気にならなくなってるよ…。」。

そう言って奈月は背伸びをして杉山の口に自分の口を重ねた。
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