《番外編》新撰組と鬼の娘

総「なんか………困ってる?」


『聞いてみますね。』


私はウリボーに近づきながら心で語りかけた。


ウ「ぷきゅ〜……。」


なるほどなるほど。


私はウリボーを抱っこして沖田さんの所に戻った。


総「どうしたの?そのウリボー。」


『どうやらお母さんとはぐれてしまったみたいです。あと、ちょっと怪我してます。』


総「あらら……。じゃぁ屯所に連れて帰るしかないね…。」


沖田さんはウリボーの頭を撫でて、帰ろう、と歩きだした。


私はウリボーを抱きかかえて沖田さんの後についた。






< 12 / 26 >

この作品をシェア

pagetop