《番外編》新撰組と鬼の娘

屯所に近づくにつれ、なんだか中が騒がしいことに2人で気付く。


総「なにかあったのかな?」


『騒がしいですね?』


その時、藤堂さんの声が聞こえた。


平「捕まえたぁー!!!」


訳のわからない叫びに私と沖田さんは顔を見合わせる。


と、その時ウリボーが鳴いた。


ウ「ぷきっ!ぷきっ!」


総「あれ?どうしたの?」


ありゃなんと。


『屯所の中からお母さんの匂いがするそうですよ。』


総「ほんとに?じゃあちょっと早く行こうか。」


私は頷いて、ウリボーに静かにするように言って沖田さんのあとについた。





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