《番外編》新撰組と鬼の娘
「総司、入るぞ。」
声をかけたが、反応がない。
いないのか?、と3人で目を合わせる。
総司の部屋の障子を開けると、寝ている総司と夜魅と一緒に、火鉢の近くで平助が寝ていた。
「なるほど。そういうこった。」
一「こういうことなら、俺達もお邪魔しよう。」
新「だな。」
なんだ。
こうやって見ると、総司も平助も夜魅もまだまだ子供だな。
邪魔にならないように、角の方に座る。
「ったく、3人してほんと子供だな。」