《番外編》新撰組と鬼の娘
「総司、いるか?」
………。
敬「返事がないですね。」
「はぁ………。開けるぞ、総司。」
俺は目に飛び込んで来た光景に呆れた。
「揃いも揃って幹部連中が寝てんだよ。」
敬「斎藤君まで寝ているとは驚きですね。」
勇「いやはや……。」
源「おや、どうしたんだい近藤さんに土方さんに山南さんまで。総司の部屋で。」
と、笑いながらやってきた源さん。
総司の部屋の中の様子を見て、源さんは微笑んだ。
源「いやぁ……。皆の寝顔を見るのはいつぶりかね。皆変わらないね。」
まぁ、ほほえましい光景かといえば全然違うんだがな。
これはこれで、貴重なものが見られたな。