《番外編》新撰組と鬼の娘
夕餉の時……ね。
あれ、そう言えば…。
敬「そういえば今日の当番は沖田君と桜君でしたね。」
『そうでした…!……沖田さん、起きてください。』
私は沖田さんの肩をゆさゆさと揺する。
総「ん〜………。あ、おはよう。」
『おはようございます。皆さんを起こさないように行きましょ?』
そう言うと、沖田さんは辺りを見渡す。
総「知らないうちに部屋がいっぱいになっちゃったね。確か今日は夕餉の当番だよね。」
『はい、それでいま起こしました。』
総「じゃ、行こうか。」
私は出て行く時に、また部屋を見渡した。
この光景にまた、会えるといいな。