ちぇりぃ★〜姉と弟の恋模様〜
「蒼斗…」
「ん?あー…指輪とかネックレスの方が良かった?」
「そうじゃなくて…!あたしなんかに…ごめんね?」
「いーじゃん。てか、オレもそろそろ新しいの欲しかったし。ついで、な?」
「うん…」
「さ、て。そろそろ帰って晩メシの支度か。今日は2人で作るかっ。焼き魚定食希望」
「うん…。じゃ、家の近くのスーパー寄って帰ろうか?」
「だな」
それからまた、しっかりと果夜の手を握り、家路を急いで。
まだ続けていたい“カレカノごっこ”の終点。
アパートのドアの前。
果夜は握っていた手を静かに解いた。
「ん?あー…指輪とかネックレスの方が良かった?」
「そうじゃなくて…!あたしなんかに…ごめんね?」
「いーじゃん。てか、オレもそろそろ新しいの欲しかったし。ついで、な?」
「うん…」
「さ、て。そろそろ帰って晩メシの支度か。今日は2人で作るかっ。焼き魚定食希望」
「うん…。じゃ、家の近くのスーパー寄って帰ろうか?」
「だな」
それからまた、しっかりと果夜の手を握り、家路を急いで。
まだ続けていたい“カレカノごっこ”の終点。
アパートのドアの前。
果夜は握っていた手を静かに解いた。