ちぇりぃ★〜姉と弟の恋模様〜
「蒼斗、もう終わったの?」
「うん。明日も仕事だし、早めに寝るさ」
「あ、そうだ。佑季ちゃんからメールが来たんだけど。今度は写真集だって?」
「あぁ。パスポート取れってさ。初海外」
「…え」
「ん?」
「それって…。戸籍とか必要なんでしょ?」
「うん。月曜に区役所に取りに行く」
「ダメ!!」
「え?」
「えっと…。蒼斗忙しいだろうから…。あたしが取りに行ってあげるっ」
「いいよ、別に」
「いいから、あたしが行く!蒼斗はダメッ」
「どうした?急に?」
「柏木さんに渡せばいいんでしょ?蒼斗は絶対ダメだから。あたしが行くから。ね?」
「あ、あぁ…。うん、じゃ、頼むよ」
それっきり果夜は口を閉ざして部屋にこもってしまった。
気にはなったが、それ以上別に追求する事もなく、オレも部屋に入り、明日の女装服の支度をして寝る事にした。
蒔多の事を思うとムカムカと胸が焼けたが、どうする事もできない、寝て明日になればヤツの気も変わるかもしれないと、1日の疲れを抱いて寝た。
「うん。明日も仕事だし、早めに寝るさ」
「あ、そうだ。佑季ちゃんからメールが来たんだけど。今度は写真集だって?」
「あぁ。パスポート取れってさ。初海外」
「…え」
「ん?」
「それって…。戸籍とか必要なんでしょ?」
「うん。月曜に区役所に取りに行く」
「ダメ!!」
「え?」
「えっと…。蒼斗忙しいだろうから…。あたしが取りに行ってあげるっ」
「いいよ、別に」
「いいから、あたしが行く!蒼斗はダメッ」
「どうした?急に?」
「柏木さんに渡せばいいんでしょ?蒼斗は絶対ダメだから。あたしが行くから。ね?」
「あ、あぁ…。うん、じゃ、頼むよ」
それっきり果夜は口を閉ざして部屋にこもってしまった。
気にはなったが、それ以上別に追求する事もなく、オレも部屋に入り、明日の女装服の支度をして寝る事にした。
蒔多の事を思うとムカムカと胸が焼けたが、どうする事もできない、寝て明日になればヤツの気も変わるかもしれないと、1日の疲れを抱いて寝た。