ちぇりぃ★〜姉と弟の恋模様〜
社長に深々と頭を下げ、柏木さんと一緒に部屋を出た。
いつものワゴンだが、誰もいないので、助手席に乗った。
「今日はごめんなさいね。蒔多くんとの事情も知らずに怒鳴り散らしてしまって」
「いいえ、悪いのはオレの方ですから」
「すぐに言ってくれれば何とかしたのに、水くさいわね。敏腕マネを甘くみないでちょうだい?」
「スミマセン」
「フフッ。でも、アオイも大変ねぇ。アリエルに続き蒔多くんだなんて、女装アイドルだけでも多忙を極めるっていうのに、とんだハプニング続きね」
「え…。アリエルの事…」
「もちろん、知ってたわよ?様子がおかしいと思って佑季に探りを入れたの。だ・か・ら、私、敏腕マネージャー」
「今後、何かあればすぐに知らせます」
「そうしてもらえるとありがたいわね。それにしても重ねて日下部 蒼斗の俳優業とは、ね。この世界に引きづり込んだの私だから、何か…気が引けるわ」
「確かに、柏木さんには何かとお世話になりっぱなしですね」
「嫌みねぇ~。まぁ、それに見合った報酬とファンの愛があるじゃない?」
「ハハッ!そうですね」
いつものワゴンだが、誰もいないので、助手席に乗った。
「今日はごめんなさいね。蒔多くんとの事情も知らずに怒鳴り散らしてしまって」
「いいえ、悪いのはオレの方ですから」
「すぐに言ってくれれば何とかしたのに、水くさいわね。敏腕マネを甘くみないでちょうだい?」
「スミマセン」
「フフッ。でも、アオイも大変ねぇ。アリエルに続き蒔多くんだなんて、女装アイドルだけでも多忙を極めるっていうのに、とんだハプニング続きね」
「え…。アリエルの事…」
「もちろん、知ってたわよ?様子がおかしいと思って佑季に探りを入れたの。だ・か・ら、私、敏腕マネージャー」
「今後、何かあればすぐに知らせます」
「そうしてもらえるとありがたいわね。それにしても重ねて日下部 蒼斗の俳優業とは、ね。この世界に引きづり込んだの私だから、何か…気が引けるわ」
「確かに、柏木さんには何かとお世話になりっぱなしですね」
「嫌みねぇ~。まぁ、それに見合った報酬とファンの愛があるじゃない?」
「ハハッ!そうですね」