ちぇりぃ★〜姉と弟の恋模様〜
「あお、と…?」
「いいからここにいろ。オレは姉ちゃんの一番傍にいる弟、誰でもない、日下部 蒼斗だよ」
「うん…」
思ってもいないくせに、わざと“弟”と口にした。
じゃなきゃ、自制心が効かない。
また。
またキスをしてしまいそうで。
「ねぇ?蒼斗?」
「ん?」
「いつも逆に心配かけちゃうね?」
「全く。世話の焼ける姉だよ」
「ねぇ?」
「どした?」
「もし…。もし、あたしがお姉ちゃんじゃなくても、こうしてくれた…?」
「何でそんな事聞くんだよ?」
「あ…。ううんっ、いいの!忘れて?」
「いいからここにいろ。オレは姉ちゃんの一番傍にいる弟、誰でもない、日下部 蒼斗だよ」
「うん…」
思ってもいないくせに、わざと“弟”と口にした。
じゃなきゃ、自制心が効かない。
また。
またキスをしてしまいそうで。
「ねぇ?蒼斗?」
「ん?」
「いつも逆に心配かけちゃうね?」
「全く。世話の焼ける姉だよ」
「ねぇ?」
「どした?」
「もし…。もし、あたしがお姉ちゃんじゃなくても、こうしてくれた…?」
「何でそんな事聞くんだよ?」
「あ…。ううんっ、いいの!忘れて?」