ちぇりぃ★〜姉と弟の恋模様〜
「…ざけんなよ」
「?」
「ふざけるなよッ!!姉ちゃんは、果夜はモノじゃないッ!」
「蒼斗。落ち着いて?」
「落ち着けって?母さんは今になってコイツに果夜を渡すつもりでいるのか!?自分の娘として今までやってきたんじゃないのかよッ!!」
「そうね。私も果夜がかわいいわ。娘としていつまでも傍にいてほしい。でも、あなた達、蒼斗と果夜の事を思えばこそ、お父さんに果夜を…」
「オレ達の事!?考えてんだったら、今まで通りでいいだろ!?」
「でも…」
「…れよ。帰れよッ!!今すぐ出て行けッ!!」
「そうだな。急な話だ、無理はない。ゆっくり時間をかけて…」
「ムダだッ!時間があろうとなかろうと、果夜を家から出すつもりなんてねーよッ!!」
果夜の父親は母さんに目で合図すると、立ち上がり玄関のドアを開けた。
「?」
「ふざけるなよッ!!姉ちゃんは、果夜はモノじゃないッ!」
「蒼斗。落ち着いて?」
「落ち着けって?母さんは今になってコイツに果夜を渡すつもりでいるのか!?自分の娘として今までやってきたんじゃないのかよッ!!」
「そうね。私も果夜がかわいいわ。娘としていつまでも傍にいてほしい。でも、あなた達、蒼斗と果夜の事を思えばこそ、お父さんに果夜を…」
「オレ達の事!?考えてんだったら、今まで通りでいいだろ!?」
「でも…」
「…れよ。帰れよッ!!今すぐ出て行けッ!!」
「そうだな。急な話だ、無理はない。ゆっくり時間をかけて…」
「ムダだッ!時間があろうとなかろうと、果夜を家から出すつもりなんてねーよッ!!」
果夜の父親は母さんに目で合図すると、立ち上がり玄関のドアを開けた。