ちぇりぃ★〜姉と弟の恋模様〜
嘘のうまくなったレコーディング
「「「お疲れ様でしたーっ!!」」」
事務所の大会議室。
社長の長々とした挨拶もなく、みんな高々と紙コップを上げて、昨日の《チェリー》の初イベントの打ち上げが始まった。
《チェリー》メンバーから一言づつなんていうスタッフもいたが、社長のオレに対する配慮で打ち消された。
オレはというと、やっぱり女装で、白のダメージミニにTシャツ、ロングカーデの出で立ちで、黒沢さんの気合いの入ったメイクにやっぱり違和感を拭いきれない。
隣には桜子先生がピッタリくっついてるし…。
まぁ、せいぜいバレないように愛想笑いを振りまいて、声を裏返すしかない。
「アオイ、アリエル、お疲れっ」
佑季の声で3人合わせて紙コップをぶつけ合う。
2人ともオレに対する態度を変えた。
どうやら納得しないまでも、メンバーとして受け入れたらしい。
打ち上げの前に、アリエルからケー番とメアド交換を言い出した。
何気に。
メンバー同士が固まりかけている。
事務所の大会議室。
社長の長々とした挨拶もなく、みんな高々と紙コップを上げて、昨日の《チェリー》の初イベントの打ち上げが始まった。
《チェリー》メンバーから一言づつなんていうスタッフもいたが、社長のオレに対する配慮で打ち消された。
オレはというと、やっぱり女装で、白のダメージミニにTシャツ、ロングカーデの出で立ちで、黒沢さんの気合いの入ったメイクにやっぱり違和感を拭いきれない。
隣には桜子先生がピッタリくっついてるし…。
まぁ、せいぜいバレないように愛想笑いを振りまいて、声を裏返すしかない。
「アオイ、アリエル、お疲れっ」
佑季の声で3人合わせて紙コップをぶつけ合う。
2人ともオレに対する態度を変えた。
どうやら納得しないまでも、メンバーとして受け入れたらしい。
打ち上げの前に、アリエルからケー番とメアド交換を言い出した。
何気に。
メンバー同士が固まりかけている。