いつか あの星のように…


「はぁぁ~ただいまぁ」
「部屋行こうぜ★」
「…うん」

バタ──ッ
私はベッドに倒れ込んだ。
「菜摘…」
「…?…」
蓮太は私のカラダに触れ出す。
「やだ」
「ごめん」…
カラダが否定してしまう。
「いや、大丈夫。ごめん」
初めての雰囲気に戸惑ってしまった。

ばふっ…
蓮太も一緒ベッドに横たわる。
私の腰を触って…
お腹…胸…
どんどん服の中に手をいれてきて…
私は感じた。初めて。
「あっ…ぅ…」

気づいたら下着をとられて…、もっと感じさせられてしまう。
愛のない物に、愛を感じてしまうのは、汚れている自分を知らない自分が居たからなのかもしれない。

わからない。
全てが。
自分が自分ではなくなってゆくその姿をただキレイと勘違いしていってしまう。…


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