いつか あの星のように…

~♪
着信中──中西蓮太。
「もしもし?」
「あぁもしもし?菜摘、起きてた?」
「うん、今日なんか目覚ましに起こされちゃってさ★」
「遊ばねーか?」
「いいよ!♪」
「じゃまたあとでな★」

蓮太とはマックで待ち合わせて、近くの水族館へ行くことになった。
私はメイクとピアス、支度を整えて───。
「なに着てこう……」
結局はTシャツに短パン、上着を羽織ってヒールを履いて家を出た。

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