いつか
あの星のように…
そんな自分が嫌いになった。
好きでもない人と付き合う情けなさに一筋の涙が流れた。
私はきっと、誰も好きになれないかもしれない。
誰も私を好きになってはくれないのかもしれない。
告られたから、付き合う──
フったら相手が可愛そうだから──
でも結局は〔好きとは言えない〕
それはきっと自分も相手も、傷つけるんじゃないの?
もう恋なんて出来ない。
恋をしたら、自分、そして相手も傷ついてしまうから。
また何かを失ってしまう気がしたから。
私は、胸にぽっかり穴が開いたような気持ちになった。