いつか
あの星のように…
再び
そして私は再び…一人になった。
彼氏も、友達も、頼れる人も誰一人いなくて──
そして当然家族だって戻ってきもしない。
「どうせ。…」とは思って強がってたけど、実際になるとどうすればいいかわからない。
でもそんな私に転機が訪れた。
「高校進学」
中学には行かなかった私は、勉強が遅れていたから、受けた高校は、ヤンキーが集まるそこらで有名の共学・バカ高。
でも『受験だけはしなきゃ』と思って受験だけは受けることにした。
受からないと思ってたけど、私は1.2年のとき、我ながらまあまあの成績を残していたから、受験勉強はそこそこ頑張った。
結果……。
なんとか、この高校には合格できた。
でも私にはまだ学校という場が怖かった。
きっと、同中の子もいる。
また一人になりそうで、新しい学校にも、期待もできないし、不安ばかりが積もっていた。