いつか あの星のように…


~♪
キーンコーンカーンコーン──…
「終わったぁ~…!」
私がおっきい伸びをしてると、愛香が、笑った。
「まだ一時間目だし//笑」
「まぁ。そうだけどさぁ~?数学が終わればもうすべてが終わりだよ♪」
数学が苦手な私には、数学って授業が入ってる日、1日が苦痛。………─
「やぁ~、よく分かんない」
愛香は半笑いで首を傾げてる。

次の授業なんだっけ?
後ろ黒板の時間割をみる。
「次は──体育か…」
ジャージに着替えて、靴下も、ハイソから踝に履き替える。

すると、私の後ろの席の雨宮人時が私に話しかけてきた。
「あ、体育だってよ?しかも持久走。1000メートルとかまぢ無いわぁ~」
「えっ??1000メートル?!」
「あぁ、1000メートル。川口が言ってた。俺長距離嫌いなんだよね~…、死にそうになるし?笑。てか、1000メートルがどうした!?」
川口は体育の先生。
「やったあ★1000メートル♪」 るんるん♪♪
「……お前、本当に意味わかんねぇ奴だな…」

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