いつか あの星のように…

ゃったぁ…!

隠れて練習したわけでもない。
今まで通り、必死に走った。
なのに、20秒も上がった!
自分でもびっくり!!
そして───自己満足★笑
見てた男子たちもだんだん私をちらちらみながら、ザワザワしている。
才能あんのかな?なんて思って、若干調子に乗る。

やっぱ長距離すきだなぁ!
今日の授業でさらに好きになった。


「なつ、速かったじゃん★私びっくりしたよ!さすがぁ~♪」
愛香が羨ましそうに私を誉めてくれた。
「自分でもびっくりしたよ!まさか、あんな速くなってるとはね!練習したわけでもないのになぁ…」
「まぁ、よかったよ♪私はなつの、タイムに少しでも近づけるように頑張らなきゃな★」
「どうせなら越してよ♪笑」
「無理だよ!あははは♪…笑」
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