いつか あの星のように…

一人きり



いじめがヒドくなって、学校にも行けなっくなった。
誰にも言えなくて、引きこもりぎみになった私は、携帯ばっかりするようになって、自分の部屋から一日中出なかった。
でるのがめんどくさい。
誰とも話したくない。
そんな思いから。

外から声が聞こえる。
微かだけど…。

その声は、どこかの家族の声で、無性に涙が流れてきた。
理由はなんでかわからない。
胸がただただ押しつぶされて変な気持ちを覚えた。

中学生──
当然バイトなんか出来ない。
お金はどんどん減ってく。
母は4日ほど帰ってきてない。
でも精神的にお腹も好く余裕もなかった。
お腹が好くなんて忘れてた。
気づけば私の体重は、10キロと激減していた。


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