キミに捧ぐⅡ

*side楓




「ん…」


先生…


好きです


ずっと大好きです


でも、ごめんね




「せんせ…」


一緒にいられなくて

そばにいることができなくて



「楓…好きだよ」


キスの合間で余裕そうに言う




「私、もっ……だいすき…」


私なんかいっぱいいっぱいなのに



「俺、余裕ねぇよ…」


「嘘つき…」


「ほんとほんと!




何か…怖いんだよ」



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