キミに捧ぐⅡ



「当たり前だろ?


でも、もしもでもいなくなるなんて言うな…」


先生が抱き締める力を強くした


でも、少しだけ震えてる



ごめんね

私が弱いから…




「うん、ごめんなさい…」



「…自分より楓が大事なんだ」



「ありがとう……」

嬉しい

こんなにも想ってくれてる








私…








あなたとなら……―――――――――






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