キミに捧ぐⅡ
「あー食った…」
そう言ってソファに座る
私もその隣に座ってみる
―――が、
どうもこの距離感が…照れる
私はやっぱ離れようと思い、
「コーヒーいれますね」
ちょっとごまかして立ち上がろうとした
でも体が動かなかった
先生が腕を掴んでたから
「コーヒーはいいから…膝かして?」
「?」
もう一度座り直して先生を見る
「サンキュッ」
先生は寝転がったと思ったら、私の膝の上に頭を乗せた
「膝枕ですか」
「俺、これやってみたかったの」