キミに捧ぐⅡ



「あ、ごめんね
起こしちゃった?」



「んーん………もう一回して」



「ふふっ」


私はもう一度、その唇にキスをした


チュッ…

音がいやに響く気がする



顔を離そうとしたら、先生の顔がついてくる


そして、先生が座った状態になると自分の膝を指して


「今度は楓」



「え…寝るんですか?」

眠くないんだけどなー


「いや、座って?」



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