キミに捧ぐⅡ
甘い夜
*side悠真
つーか今の時点でヤバイんだけど
理性もたねえ…
「入るぞ」
「うっん…」
かなり緊張してんな
そう言う俺もかなり緊張してたり…
彼女と入るなんてしたことない
チャプン、
背中合わせで浴槽の中に入っている俺たち
さすがに狭いな…
「楓、先に洗っていいぞ」
「あ、はいじゃあ…」
後ろで出た音がした
「こっち見ないでくださいね!」
「そう言われると向きたくなるな
っていうか俺が洗ってやるよ」