キミに捧ぐⅡ
しばらくの間二人でうんうん悩んでいたところに一つの機械音がした
ピンポーン
「悠真?俺俺!」
異様にテンションが高いその人物に…悠真さんはめんどくさそうに立ち上がった
「新手のオレオレ詐欺ですか?直接オレオレ詐欺きましたか?」
てゆーか…この声って…ねぇ?
まさか
「いやいや!?ちょっと!分かってんでしょ!?」
冷たくされて拗ねたのかドアまで叩き始めた
うるさっ!
「ご近所迷惑ですー止めてくださいー」
「早く開けてー!お願いします!!」