キミに捧ぐⅡ



「いんや?することないし、遊びに来たー」



「暇なやつだな」



「わっ直球!

まあ、そうとも言う…けど…
もうちょっとオブラートにね?
やんわりとさ?」



「ねー楓ー」と言いながら私に向かって腕を伸ばしてきた


「うわっっ!」

ちょ、ちょっと!?


「はぁーちっちぇなあ~…
お前ちゃんと食べてんのかー?」

頭をグリグリされ、どうすることもできずにされるがまま


「食べてますー!
ぎゃっ!離せー!!」

必死の抵抗もむなしく颯兄ちゃんはハハハーな感じ



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