キミに捧ぐⅡ



しかも何!?この肩に回る腕!



「じゃあなー」

「はいはい~」

あ…行かないで、とは言えない


「…行ったな」



「う、うん」

何故にこんなに緊張するの?


やばい…バックバクいってんだけど


「あー…」

そう言いながら、回された腕によって私の体が悠真さんの中にすっぽり入る



「うわっ!あっ、ちょ!」

ひゃあ~!


「楓ぇー」


きゃーっ耳!耳が!!
キュン死にする!


「えろいです…悠真さん……!」



「ククッ……俺さ、頭どうかしてるかも」


私の頭がどうにかなりそうです…


「な、なんで」


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