キミに捧ぐⅡ






「……」







「何か、照れる…」





少しだけ頬を赤らめて恥ずかしそうに口元に手をあてる。






「私なんかいつもなんだから…」






私もつられて照れ笑い…








「おーおーお熱いことで」










!!!







「え!?!?」
「お前!!!!」






物音もなく聞こえた声に2人してバッと振り向く。








「颯兄ちゃん!?」
「颯大!!」










「揃いすぎ」







< 54 / 76 >

この作品をシェア

pagetop