キミに捧ぐⅡ



ふと出てきた彼女、という言葉にドキッとする


彼女…かぁ

俺のものなんだよな…


無性に嬉しくなって再び顔が緩んでくる


やっべぇな

こんなに満たされている俺は初めてかもしれない!

これが幸せなんだな



「?…先生?」



「何だ?」



「何を笑ってるんですか?」



「あぁ、幸せだなって思ってた」



「ふふっ何ですかいきなり…
私も幸せですけどね?」



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