キミに捧ぐⅡ




「そっか………バイバイ…」




残念そうに言った楓に颯大は笑顔で帰っていった。











「颯兄ちゃんは何だったのかな?」




「全くだ」




楓がいれてくれたお茶を飲む


まあ、たぶん気を遣ってくれたんだから……




「かえで、おいで」




まったりお茶を飲む楓に言うと一瞬にして緊張したのが分かる




「えっ!?そ、それはっ」




クククッ…すっげえ焦ってる…




「来てくれないの?」




笑いを堪えながら甘えたように言えば………………やっぱり、来てくれる




< 61 / 76 >

この作品をシェア

pagetop