キミに捧ぐⅡ
「そっか………バイバイ…」
残念そうに言った楓に颯大は笑顔で帰っていった。
「颯兄ちゃんは何だったのかな?」
「全くだ」
楓がいれてくれたお茶を飲む
まあ、たぶん気を遣ってくれたんだから……
「かえで、おいで」
まったりお茶を飲む楓に言うと一瞬にして緊張したのが分かる
「えっ!?そ、それはっ」
クククッ…すっげえ焦ってる…
「来てくれないの?」
笑いを堪えながら甘えたように言えば………………やっぱり、来てくれる