キミに捧ぐⅡ




「ははっ百面相?」


いつの間に私を見ていたのか。


「うっ…ち、違うよ…」


言えない。

ていうか絶対引かれる!



「赤くなってたな~…やぁらし」


あなたの存在も18禁です、悠真さん


「やっやらしい…!?」


どもる私。

これじゃ正解と言っているようなものだ。



悠真さんは笑いながらあっという間に私を腕に閉じ込める。


「っ!」



「ん~!」


「え、ゆっ悠真さん…?」


耳元で声出されるとくすぐったいかも

髪を掻き分けてる気配がする


「っ!」


首にキス、された

まさかされると思ってなかったから体が異常なほどに反応する

しかも心臓がバクバクいってる


「なっ何!?」



「ん?何か、こう…ムラってきた」



「危なっ」

本能的な何か、で…?


「男はそんなもんさ!」



「開き直ったし!」





< 70 / 76 >

この作品をシェア

pagetop