キミに捧ぐⅡ
私は思い立った。
「そうだ、ご飯作ろう。」
…ということで、台所に立つ。
さて何を作ろうか?
「ん~…」
そんなにスゴいのは作れないし…
料理が上手いわけでもないし…
「無難にシチューかなあ、」
シチューはイケルと思い、冷蔵庫を覗かせてもらった。
…見事に何もない。
「買いに行こっ」
よしよし。
悠真さんには一応置き手紙書いておこう。
――――――って、しまった…!
お財布を取りに行かなきゃ!!