キミに捧ぐⅡ



「でもいい消毒になったろ?」



「ん…ありがとう…」



「……かわいい」

しまった

心の声が出てしまった


「え!?かわいいって!?えっ」



「ははっ!慌てすぎ!」


愛しい

葉月の仕草一つ一つが

こんなにも







「……」

一瞬の沈黙が流れ


視線が絡み合う


引き寄せられるように顔を近づかせ、

唇を重ねた





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