私だけを見て…


「あの〜今日はほんとにすみませんでした!!」


「あー君今朝の…」


やった、覚えられてた!!


「はい。あの大丈夫ですか?その、腰とか…」


「もう大丈夫だから」


「昨日ちょっと夜更かししちゃって、ぼーっとしてたんですよ」


「………」


あれっ無視?


「あのー?」


「あ、ごめん。そうなんだー…」


そう言いながら彼の視線は私の後ろの方へ向いている


視線を辿るとそこにはキレイな女性が立っていた



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