私だけを見て…
暴かれた嘘
次の日から私と先輩の何の関係もない日々が始まった
覚悟はしていたけどやっぱり辛い
前は私が無視する方だった
だけど今回は私がどんなに見つめても、先輩から返って来るものは何もない
そんな私のそばにはいつも智ちゃんがいてくれた
いつもの毒舌も今日だけは嬉しくなってしまう
そんなある日委員会の仕事で遅くなった私は、急いで帰ろうと廊下を走っていた
靴に履きかえていると、後ろから物音が…
振り返ってみるとそこにいたのは先輩だった
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