白緑蝶"Ice green butterfly
「行くって、おまえ
気分が悪いくせに
クラブに何の用だ?
運転手さん、ごめんね
こいつ、降ります」
私の腕を掴み、引き寄せる
真澄。
「ヒワ、ほらっ」
「嫌、マスミ、やめて
私、急いでるの
勝手に決めないで」
「降りろ
グダグダ言ってないで
降りるんだ」
真澄の怒鳴り声・・・
その声、過去に何度も聞いた。
怖い・・・怖いよ
こうなると私はもう、真澄に
逆らう事ができなくなる。
走り去る、タクシー。
気分が悪いくせに
クラブに何の用だ?
運転手さん、ごめんね
こいつ、降ります」
私の腕を掴み、引き寄せる
真澄。
「ヒワ、ほらっ」
「嫌、マスミ、やめて
私、急いでるの
勝手に決めないで」
「降りろ
グダグダ言ってないで
降りるんだ」
真澄の怒鳴り声・・・
その声、過去に何度も聞いた。
怖い・・・怖いよ
こうなると私はもう、真澄に
逆らう事ができなくなる。
走り去る、タクシー。