白緑蝶"Ice green butterfly
「ああ、俺の曲は・・・」

「私でなければ歌えない」

「ああ、そうだ

 おまえが必要だ」

真剣な、空の瞳・・・

「本当、嫌みなぐらい
 かっこいい男

 それに、劣らず
 口も達者だこと」

笑う、ケイト。

「笑ったら喉が渇いちゃった
 何か飲み物くれる?」

「ああ、珈琲でいいか?」

「缶珈琲は、やめてよ」

「じゃあ、自分で淹れろ」

「はいはい」
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