白緑蝶"Ice green butterfly
真剣な眼差し・・・

「イジワル
 知ってるくせに」

私は、ソラの隣に座り
ソラの腕に甘える。

「ソラ、聞いて
 
 私とマスミが恋人同士だった
 のは、過去の話

 この先、どうこうなることは
 ないよ
 
 絶対にないこと、マスミも
 わかってる」

「絶対

 どうして、言い切れる?」

私は、左腕の袖を捲って
傷をソラに見せる。
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