白緑蝶"Ice green butterfly
「・・・
 何も、貴方がレコーディング
 にまで、参加する必要なんて
 ない

 それとも何、もしかして
 ソラ、貴方が彼女を
 プロデュースしたいの?
 
 ねえ
 どうして、そんなに
 彼女に拘るの?
 
 そんなに、彼女の声が
 好きなの?」

「ケイト?」

「違うわね

 貴方は、彼女の全てが好き
 
 ウズキさん
 彼女だけを、ずっと愛し
 彼女にずっと縛られてる」

ケイトさんの悲痛な叫び声は
まるで、私の声を代弁してる
みたいで、哀しい・・・

私とケイトさんは同じ気持ち。
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