白緑蝶"Ice green butterfly
貴方を独占するなんて
考えが、そもそもの間違え。

独り占めは、よくない

しちゃいけないこと願ったり
したから、愛は壊れたんだ。

それに、みんなで分かち
合った方が楽しい。

ステージを降りた、ソラ。

会場を出る、私。

それぞれの場所へと
戻って行く。

こうして、最高の時は
幕を閉じ、夢時は終わる。

出口付近、私に群がるファン
の多さに動けなくなる咲と私。

「触ってもいいですか?」

「私も、触れさせて

 私も・・・」

ベタベタと、ソラの上着に
触れる手。

「えっ?ちょっと・・・」
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