白緑蝶"Ice green butterfly
ソラの魅力的な瞳に見つめられ
た私は凍りつく。

ほんと、きれいな男(ヒト)。

貴方の頬に触れる手。

「どうなの?」

私は自分の胸元、ピンクの
シャツをぎゅっと抓まんだ。

「ここに
 
 響くに、決まってる
 
 最高・・・」

ぽろり

私の瞳から零れ落ちる涙。

貴方の唇が、私の唇に触れて
涙が零れたんだ。

私の頬に触れる貴方の手。

「ユラ、愛してる」

その深い声に、熱い眼差し
に私は痺れる。
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