Rose of blood
二人で騒いでたと思ったら、いきなり私にその矛先が飛んでくる。



「瑠花こそ実は彼氏いるんじゃないのぉ!?」

「いないったら」

「確かに。こんなに可愛いのに男がいないはずないよね」

「紗江まで何言ってんの!?本当にいないし今は恋愛に興味ないんだって」



いくら言っても疑いの目で見てくる二人。


はぁぁぁ……。



「できたらちゃんと報告するから」

「約束だよぉ!!」



私の手を取って指切り弦間んをする優香を見て呆れている紗江。


その横では真紀がクスクス笑っている。


いつも昼休みはこんな感じで終わっちゃう。






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