Rose of blood
使用人にシエルの自室まで案内してもらい、今は部屋でシエルの帰りを待っている。
写真は持っていたくなくてジョシュさんの部屋に置いてきた。
シエルが写真を見て、彼の中の彼女への想いが大きくなってほしくなかったからかもしれない。
今思えば私を見てローズさんと重ねている部分は多々ある。
「何で気付かなかったんだろ……」
『何に気付かなかったんだ?』
驚いて振り返ると優しく微笑むシエルが立っていた。
『ごめん驚かせるつもりはなかったんだ。ノックをしたんだけど反応がなかったから』
私ったら考え込んでて全然気が付かなかった。
「ごめんなさい」
写真は持っていたくなくてジョシュさんの部屋に置いてきた。
シエルが写真を見て、彼の中の彼女への想いが大きくなってほしくなかったからかもしれない。
今思えば私を見てローズさんと重ねている部分は多々ある。
「何で気付かなかったんだろ……」
『何に気付かなかったんだ?』
驚いて振り返ると優しく微笑むシエルが立っていた。
『ごめん驚かせるつもりはなかったんだ。ノックをしたんだけど反応がなかったから』
私ったら考え込んでて全然気が付かなかった。
「ごめんなさい」