Rose of blood
出来上がったタキシードに袖を通し確認する。



『これで問題ない』

『かしこまりました。ではこちらはまた綺麗にシワなどを伸ばして当日お持ち致します』

『あぁ』



ふと主人が広げている鞄に目に入った。


鞄の中にはアクセサリー類が入っていた。



『鞄の中のアクセサリーを見せてくれ』

『はい、ただいま』



主人が鞄から出したアクセサリーに目を通した。


瑠花に凄く似合いそうなアクセサリーを見付けた。


俺はそれを手に取り主人に声を掛けた。



『これも貰えるか』

『ありがとうございます。すぐに箱に入れてご用意致します』






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