Rose of blood
扉が開き愛しいシエルの姿が現れた。



「お帰りなさい」



私は部屋に入ってきたシエルに直ぐ様抱きついた。



『ただいま、今日はいつもと雰囲気が違うね』

「少し気分を変えたくて……変、かな?」

『いや、よく似合ってるよ』



私はいつもお子様なパジャマを着ている。


でも今日は少し大人っぽいベビードールを着てみた。


大人っぽいと言っても、そんなに大胆な物は恥ずかしくて着られないから、シエルから見ればまだまだ子供っぽいかもしれない。






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