Rose of blood
*****
執務室で仕事をしているとドアがノックされた。
『入れ』
「お仕事中失礼致します。ジェイド様が客間にお見えでございます」
『すぐに行く』
ジェイドと会うのはパーティー以来だな。
あいつは昔から連絡なしに来る。
今回は結婚の話を聞いて来たんだろう。
ジェイドはどんな反応をするんだろうな。
同じ女を愛した男。
ジェイドは隠したがっているが、俺はあいつの気持ちに気付いていた。
恐らくローズも気付いていただろう。
執務室で仕事をしているとドアがノックされた。
『入れ』
「お仕事中失礼致します。ジェイド様が客間にお見えでございます」
『すぐに行く』
ジェイドと会うのはパーティー以来だな。
あいつは昔から連絡なしに来る。
今回は結婚の話を聞いて来たんだろう。
ジェイドはどんな反応をするんだろうな。
同じ女を愛した男。
ジェイドは隠したがっているが、俺はあいつの気持ちに気付いていた。
恐らくローズも気付いていただろう。