Rose of blood
『ラキどうしてお前がここに?』

「ッッ!!シエル様ッッ……ジョシュ様……セリアル、様……も……」



この部屋に俺たちがいるとは思っていなかったんだろう。


余計慌てた様子になるラキ。



「あのッッ……これはッッその……ッッ」

『ラキ落ち着いて。何があったんだ』



なぜラキがこんな様子でジェイドの部屋を訪れたんだ。


ラキはジェイドと接点などないはず。


色々考えを頭の中で張り巡らせていると、ラキが信じられない事を言った。



「ローズ様の容態が芳しくありません!!今まで見たことがないほどぐったりなさっているんですッッ!!」






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