Rose of blood
皆にシエルの隣に私が立つことを認めてもらいたい。


今はアマンダがいたとしても……。



「出来ました。いかがですか?」

「ドレスにも合ってるしすっごく可愛いっ。ありがとうっ!!」



ベアトップのドレスに合うように、緩いおだんごにポニーテールをして横に流している。


ラキは本当にセンスがいい。



『私が一番にその姿を見たと知ったらシエルに怒られそうだ』



ドアの所でシルバーのタキシードを着たジェイドが腕を組み壁に寄っ掛かるように立っていた。






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