Rose of blood
扉が開き入ってきたのはジェイドにエスコートされている、真っ赤なエーラインのロングドレスを着たローズだった。
透き通るような白い肌が、真っ赤なドレスを着ているせいかいつもよりも妖艶な雰囲気を漂わせている。
アルファナ卿を盗み見ると、怒りに満ちた目でローズの事を見ていた。
『ローズ!!とっても綺麗っ!!!!』
「ありがとう。セリアルも黒のタキシード凄く良く似合ってる」
セリアルが大声で名前を言った為、皆騒ぎ始める。
当たり前か……ローズという名の純血の姫は一人しかいない。
サルエラ国第一王女ローズ・ファントムただ一人だ。
透き通るような白い肌が、真っ赤なドレスを着ているせいかいつもよりも妖艶な雰囲気を漂わせている。
アルファナ卿を盗み見ると、怒りに満ちた目でローズの事を見ていた。
『ローズ!!とっても綺麗っ!!!!』
「ありがとう。セリアルも黒のタキシード凄く良く似合ってる」
セリアルが大声で名前を言った為、皆騒ぎ始める。
当たり前か……ローズという名の純血の姫は一人しかいない。
サルエラ国第一王女ローズ・ファントムただ一人だ。