Rose of blood
バンッッッッッ!!!!!



『ランス王ッッ!!これはいったいどういうおつもりですか!?』



便りを見て直ぐに馬を走らせここまで来たであろうアルファナが、興奮気味に聞いてくる。



『文面通りだ』

『何故です!?本物かどうかも分からないのですよ!?アマンダとの挙式の日程まで決まっておりましたのに!!』

『長年ずっとローズと接してきた私が間違うはずがなかろう』



今はいくら何を言っても納得などしないだろう。


それどころかローズに対して憎しみが増すばかりだ。






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